皆さんこんにちは、あゆむです!
新生活も始まり、読書を趣味にしたい方、勉強のために読書を始めたい方も多いと思います。
しかし、いざ始めようと思っても、何を読んでいいかわからない、読み始めても集中力が続かず断念してしまうという方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回は読書を始めたばかりの初心者や、活字が苦手な方に向けて、2時間で読み切れる250ページ以下の本を5つ紹介します!
読書感想文用の本を探している学生の方にもおすすめです!
『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈
1冊目は2024年の本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』です!長さは単行本で208ページです。
本屋大賞は全国の書店員が売りたいと思った本に投票する形で決定されるため、迷ったら本屋大賞受賞作・ノミネート作を選ぶと外れがないです!
3行あらすじ
滋賀県に住む中学生・成瀬あかりは、ある夏休み、西武に全てを捧げると宣言する。
彼女の学生生活は閉店する西武大津店に毎日通ってテレビに映り、M1に出場し、カルタに熱中する。
唯一無二のキャラクターの彼女が青春を駆け抜ける!
おすすめポイント
- 物語のテンポが良く、一気読みできる
- 自分らしく挑戦しようという気持ちにさせてくれる
この小説の1番の魅力は主人公・成瀬の一挙手一投足に目が離せないことです。
テレビへの映り込み・漫才・カルタと一貫性のないことに取り組んでいるように見えますが、そこにあるのは何かを成し遂げたいという大きな意志です。
大人になるにつれて、失われていく挑戦の気持ち、自分の軸を持つことの大切さを改めて教えられます!
↓本作品については以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください!
『コンビニ人間』村田沙耶香
2冊目は第155回芥川賞受賞作『コンビ二人間』です!
単行本でも文庫本でも200ページを切る作品です。
3行あらすじ
主人公はコンビニバイト18年目で36歳未婚、彼氏なしの古倉。
彼女を形作るのはコンビニの食品と、そこで流れる音や時間。
コンビニを舞台に描かれる「普通とは何か」。価値観を大きく揺らす一冊。
おすすめポイント
- コンビニ店員としての生き様を感じられる
- 普通の人生とは何かを考えさせられる
皆さんは普通の人生と聞いてどんなことを思い浮かべるでしょうか。
学校を経て就職し、結婚して子供をつくり、その成長と共に老い、看取られて死んでいく。そんなことを考える方が多いのではないでしょうか。
就職せずにコンビニバイトを続ける「普通ではない」主人公がその考えを根底から覆しに来ます!
200ページ以下の短さとは思えない、濃密な一冊です!
『木曜日にはココアを』青山美智子
3冊目は青山美智子さんの『木曜日にはココアを』です。
可愛らしい表紙が目を惹きます!
3行あらすじ
小さな喫茶店「マーブル・カフェ」。その店員と毎週木曜に現れる女性から物語は始まる。
東京とシドニーを股にかけ、12に物語が展開する。
人との繋がりや優しさを感じ、忙しい現代人の心を癒す作品。
おすすめポイント
- 12話の短編集で区切りをつけやすいため読みやすい
- 人の温かさを感じ、癒される
こちらは文庫版211ページの中に、12の短編が描かれており、非常に読みやすいです。
それぞれは独立しながらも繋がっており、読後には心の暖かさに包まれます。
ぜひココアを飲みながら読んでみてください!
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦
4冊目は超有名作『夜は短し歩けよ乙女』です!
映画化もされているため、題名を聞かれたことのある方も多いのではないでしょうか。
3行あらすじ
大学の後輩に思いを寄せる「先輩」は偶然を装って彼女に近づこうと様々な策を試みる。
先斗町・古本市・学園祭、彼らの行く先々で巻き起こる奇々怪々。
京都を舞台に展開される、ファンタジーラブストーリー。
おすすめポイント
- 「先輩」の独特な言葉遣いと心理描写
- 飽きさせない個性豊かな登場人物たち
この作品の魅力は独特な言葉遣いと世界観です!
大学の後輩に思いを寄せる「先輩」は自分の気持ちをよく表すのですが、比喩を用いるなどとにかく文学的に話します。
それに加えて、古本市で熱々激辛の火鍋を食べる大会が催されるなど、独特の世界観が相まって物語に惹き込まれます!
恋の行方も気になりますが、度々起こる不思議な状況にも要注目です!
作品が気に入った方は聖地巡礼をしてみてはいかがでしょうか。
『海と毒薬』遠藤周作
最後は遠藤周作さんの『海と毒薬』です。
1957年に発表されている作品のため、これまで紹介した作品よりは少し読みづらさを感じるかもしれません。
しかし、ページ数は文庫本で190から230ページくらいと長くはないため、あらすじを頭に入れておけば、読みやすくなると思います!
3行あらすじ
第二次世界大戦時の日本、医学生の勝呂(すぐろ)は教授からアメリカ人捕虜の生体解剖実験を命じられる。
生きたまま解剖するという残虐な行為に対して、葛藤しながらもその行為に加担していく勝呂。
命令や同調圧力の中で、人間に残る良心との葛藤を描いた一冊。
おすすめポイント
- 現代にも残る同調圧力との向き合い方
- 人の心の弱い部分を描いている
あらすじの通り、本作のテーマは人の心の葛藤です。
悪いことだと分かっていても、周りからの圧力や命令に逆らえずに行動してしまう。
昨今の不正会計などの企業の不祥事のように、現代にも多く見られる光景です。
不祥事とはいかずとも、身近にもこのような経験はあるのではないでしょうか。
そのような圧力を受けた時に人はどう行動するのか、その葛藤を見事に描いています。
本書を読んだ後も皆さんはそのような圧力には屈しないと自信を持って言えるでしょうか。
まとめ
今回は、250ページ以下の小説を5冊紹介しました!
読書初心者の記念すべき最初の一冊に、読書感想文に、選んでみてはいかがでしょうか。



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