みなさんこんにちは、あゆむです!
今回は東野圭吾さんの『白鳥とコウモリ』を紹介します!
2026年にはSixTONESの松村北斗さん・今田美桜さん主演で映画化されることが発表され、注目が集まっています。
文庫版では上下巻に分かれていて比較的分厚い作品ですが、読み応えはばっちりです!
3行あらすじ
殺人の容疑で逮捕された男性。その供述に、加害者の息子の和真と被害者の娘・美令は疑問を持つ。
相反する立場の2人は、過去の殺人事件も絡み合う、複雑な謎を解き明かすを突き止めるために接近する。
事件の行方は果たして。そして、罪と罰が身近なものになった時、人はどうするのか。
こんな方におすすめ

- 「罪と罰」という重いテーマについて考えたい方
- 人物の内面描写をしっかり味わいたい方
- 重厚なミステリーを読みたい方
本作品はミステリーでありながら、登場人物の心情を丁寧に描いています。
容疑者の息子・和真は、大手の広告代理店に勤めていましたが、父親が犯罪者と分かると周りの人物が豹変し、仕事も休職させられるなど人生が一変します。
一方で、被害者の娘・美令も突然父親を奪われ、幸せな人生が急転します。
そんな彼らは、容疑者である和真の父の供述を聞き、それに疑問を抱きます。
父は殺人をする人ではないという和真と、供述の中の被害者は自分の父の行動原理とは違うという美令。
加害者の家族として恨んでもおかしくないはずの美令と和真が接近するのにはそのような理由があるのです。
その克明な心理描写は、「罪と罰」、「犯罪加害者と被害者の家族の人生」といった重いテーマを浮き彫りにします。
そういったテーマに真正面から向き合い、考えさせられるのが本書の魅力です。
感想と学び

私が本作を読んで、一番に感じたことは「罪と罰について考えることの大切さ」についてです。
本作では前述の通り、容疑者の息子・和真が父の行動によって、生活を一変させられます。
大手広告代理店勤務という順調な人生から一転、会社からはどう扱っていいかわからないという理由で休職を余儀なくされ、SNSでは顔を晒される。
法を犯したものが罰を受けるのは当然のことですが、その家族が苦しむはどうなのか。
これについては、さまざまな意見があると思います。
だからこそ、「私刑」のように一部の意見だけが暴走するのを避け、向き合い続けなければなりません。
東野圭吾さんは『手紙』でも同様のテーマを扱っており、こちらもおすすめです。
まとめ
今回は東野圭吾さんの『白鳥とコウモリ』を紹介しました。
私は映画も楽しみです!書店と映画館、ぜひ両方で楽しみましょう!



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